
天瀬・高塚の名物「ゆで万十」は
北平で生まれました。
天瀬高塚の名物といえばゆで万十。このゆで万十は北平の小さな加工場で作られています。
今から40年前、北平の7名の女性が集まり、ゆで万十を作り始めました。そのまんじゅうは北平では昔からおやつとして愛されているものでした。
現在でも昔と変わらぬ味をまもり続けている名物の「ゆで万十」をはじめ、北平の棚田で取れるもち米や自生しているよもぎなどを使った加工品を作っています。
昔ながらの懐かしくてやさしい味を是非ご賞味ください。
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連絡先
電話0973-57-9221 北平食品加工組合
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北平の女性が守り続ける加工場
午前4時、北平の加工場に湯気が立ち込めます。
40年前に、この加工場をひらいて以来、北平の女性がまんじゅうを作り続けています。
昔と変わらぬ味と製法
北平のちいさな加工所には最新式の製造機械などはありません。
必要最低限の機械は使いますが、ほとんどは昔ながらの愛情込めた手作りでできています。
昔から変わらぬゆで万十
国産小麦粉でつくられる「ゆで万十」。もちろん防腐剤など一切しようせず、昔からおやつとして親しまれたその味を今も守り続けています。
冷めたらオーブントースターで焼き目をつけても又美味しいです。
昭和48年。北平の女性が中山間地を変えた。
昭和48年、それまで自家生産の物を細々と販売していた北平に、地元の女性グループ7人が一念発起して加工場を建てました。
全く経験のない農家の主婦たち、当初はほとんど収入もなくタダ働き同然で、家族から農作業や家事を放り出してまでと苦情も多く苦しい毎日が続きました。
しかし、結束の固い7人の意志は揺らぐ事はありませんでした。
それまでの梅干しやらっきょう、味噌に加えて、自分たちが田植え時期に作っていた「ゆで万十」や「よもぎもち」などをつくったところ、これがとても好評でたちまち、高塚の名物となりました。
それから40年ほどの月日がながれる中、現在の2代目が引き継ぎ、当時と変わらぬ味を守り続けています。