残したい里山の原風景
棚田と共に歩む町”北平-きたびら”
大分県日田市天瀬町にある小さな集落中山間地”北平-きたびら”
中山間地域とは、平野の外縁部から山間地を指します。
山地の多い日本では、このような中山間地域が国土面積の約7割を占めています。
この中山間地域における農業は、全国の耕地面積の約4割、総農家数の約4割を占めるなど、我が国農業の中で重要な位置を占めています。
天瀬北平は日本に数多くある中山間地の中のひとつの形です。
みんなが知らない棚田の秘密
小さなダムともいえる治水効果
中山間地域は流域の上流部に位置することから、中山間地域の農業・農村が持つ水源かん養、洪水の防止、土壌の浸食や崩壊の防止などの多面的機能によって、下流域の都市住民を含む多くの国民の財産、豊かな暮らしを守っています。
水田に貯えられた水は徐々に浸透して地下水となるほか、直接河川を流れるよりも長い時間をかけて下流の河川に戻され、川の流れの安定に役立ちます。
このように、水田には、私たちが生活するのに必要な水源である地下水を豊かにする機能や川の流れを安定させる機能もあります。また、収穫後の水田や畑も雨水の地下への浸透によって、地下水のかん養に役立っています。
高塚愛宕地蔵尊、天ヶ瀬温泉など
北平の近くには素敵な名所がたくさんあります。
どうぞ北平にも足を延ばしてみてください。